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キーワードで知るドイツ −イベントや旬の言葉、歴史エピソードやスポットなど、キーワードからドイツの生活を探ってみましょう。

【キーワードで知るドイツ】 No.003:オクトーバーフェストがやってきた

キーワードで知るドイツ:オクトーバーフェスト

O’zapft is!(樽が空いた!)

ミュンヘン市長の掛け声とともに、世界最大のビールの祭典が幕を開ける。

今年も、ドイツ・ミュンヘンにオクトーバーフェストの季節がやってきました。
9月の第3土曜日から10月第1日曜日にかけて開催されるこのお祭りには、世界中から600万人以上の人々が訪れます。

真面目で陽気なドイツ人が待ち焦がれる、年に一度のビールの祭典。
今回は、いくつかのトピックを交えて、オクトーバーフェストの様子をたっぷりとご紹介いたします。

それでは、どうぞごゆっくりとお楽しみください。
Prost! Prosit! 乾杯!

王様の結婚の祝宴から市民のお祭りへ

古くから、バイエルンでは、醸造シーズンが到来したことを祝うお祭りが、町々で行われていました。
現在のような大規模な祭典に発展したきっかけは、1810年のこと。バイエルン王ルートヴィヒ1世の結婚の祝宴として行われたお祭りが、慣習化し、地元のビール醸造所・市民・楽団などを巻き込んだ民衆のお祭りとして開催されるようになっていきました。
毎年会場となる広場・テレージエンヴィーゼ(ミュンヘンっ子は略してヴィンスと呼びます)は、ルートヴィヒ1世の妃の名前 “テレーゼ”から名付けられた場所でもあります。

開場には遊園地まで!?規模が規格外のフェスティバル

開場は、42haもの広大な広場。サッカーフィールド約60面分の緑地が、この時期だけ、テントと遊園地、あふれる人々と熱気で埋め尽くされます。

開場に並ぶビール会社の木造テントは、テントといっても、その大きさは目を見張るほど。一つのテントだけで、中とテラス座を合わせると2,500から2万席近くの座席が入るのだと言います。

そして、ビールフェスティバルなのに(!?)テントの外には仮説の遊園地が設置されています。アトラクションは、メリーゴーランドや滑り台だけでなく、観覧車やジェットコースターなど本格的なものまで。何もかもきちんとやらなければ気が済まない、ドイツ人の生真面目な性(さが)なのかもしれません。
家族連れが楽しめるところも、市民のお祭りとして親しまれている理由ですね。ちなみに、ビール会社のテントに入る前に、観覧車に乗って周囲の様子を眺めて「どのテントに入ろうか」と考えるのも楽しみ方の一つです。
テントの外は子供の遊び場。テントの中は大人の遊び場。とでも言いたげな様子です。

熱気たっぷりなら土日。ゆったり楽しむなら平日の昼間がおすすめ。

大小さまざまなテントを合わせて、総座席数は11万あるはずなのに、土日の予約は非常に難しく、人々の合間をかいくぐって何とか空いてる席を見つける必要があります。 ただ、独特の熱気をたっぷり感じたいなら、土日の昼間から夜までゴキゲンな人々と酒宴を楽しみましょう。 特に、開催初日と2日目には、民族衣装や楽団のパレードがあり、ぐっとお祭りムードが高まります。2日目には華やかに街を練り歩くイベントもあり、見物することができます。 平日の昼間なら、3-4人でふらっとどこかのテントに入って座席を見つけることも比較的簡単。ゆったりと楽しみたいなら、平日の昼間に行くのがおすすめです。 開場となっている「ヴィ―ゼ(緑地)」の雰囲気を感じられるもしれません。

17日間で750万L(リットル)。Maß(マス)ジョッキで味わう。

17日間の会期中で飲まれるビールの総量は、750万L(リットル)にも及ぶのだと言います。
その中でも是非飲みたいのが「ヴィーゼンビア(緑地のビール)」。このお祭りのために醸造される特別なビールです。

もちろん、ビールにぴったりのフードメニューも豊富。定番のチキンのグリル、シュヴァインスハクセ(骨付きの豚スネ肉をこんがり炭火でグリルしたもの)や白ソーセージなどのバイエルン料理も味わえます。
他にも、魚料理専門のところがあったり、値段は高いけれど有名シェフの料理を食べられるところがあったり、楽しみが広がります。 また、オクトーバーフェストで提供されるジョッキは全て、Maß(マス)と呼ばれる1リットル入りのもの。持つだけで一苦労といった重量感。アルコール度数も、普通のビールよりも若干高くなっています。

「とりあえず」なんて言わず、一途にたっぷりとビールを楽しみましょう。

ドレスコードは、ディアンドルとレダーホーゼン

オクトーバーフェストのドレスコードは、伝統衣装。
山村の労働着がルーツらしいこの衣装がみんな大好き。会場では、8割くらいの人々が着ているかもしれません。

女性は胸元の大きく開いたワンピースDirndl(ディアンドル)にブラウス、エプロンの 3点セットが基本。元々は青、赤、緑、黒といった、中世の絵画に出てくるような色合いがメインでしたが、トレンドを反映させたスタイルの女性も多く見かけます。
友達に新調した服を見せたり、おばあちゃんから受け継いだ衣装をアレンジしたり、ファッションとしても楽しんでいます。

男性は、レダーホーゼンという革製のハーフパンツが基本。ギンガムチェックや白のシャツを合わせたり、ベストやジャケットを羽織ったり、思い思いの恰好でジョッキを傾けています。パンツは、膝丈・膝下丈などでトレンドがあるようですね。

夜が更けると、テントの中は生演奏のライブ会場

オクトーバーフェストのクライマックス。夜が更けると、本格的なバンドの演奏や歌手のコンサートがはじまります。
テントの中は、さながらライブ会場、もしくは陽気なダンスホールのよう。

誰もが知っている懐メロが演奏され、テーマ曲とも言える乾杯の歌「アインプロジレット」の度に、陽気な声とグラスが交わされる音が響き渡ります。

歌って踊って、みんなでビールを飲む。
また今年も、真面目で陽気なドイツ人の夜は更けていきます。

こぼれ話 生真面目すぎるビールフェスティバル

昼間から、明けても暮れてもビール。歌って踊って大盛り上がりだったオクトーバーフェストの夜は、決まった時間が来ればきちんと終わるのも、ドイツならではのところなのかもしれません(もしかすると、アルコールに強いだけなのかも知れませんが)。

最後に、ちょっとしたこぼれ話を。

サッカーフィールド約60面分にも及ぶ広大な敷地に建てられた、建物・遊園地は全て「仮設」のもの。約半月した使わないのに、完成までには約90日かかるそうです。
お祭りが終わった後にも、取り壊し・片付けに1か月かかるようです。

オクトーバーフェストの期間中、オフィス街や学校へ向かう電車の中でも、伝統衣装を着た人々を見かけます。この時期になると、あの衣装で出勤・通学するという伝統を持つ人が少なからずいるのです。
牧歌的な衣装でパソコンや机に向かう姿を想像すると、なんだかほっこりしますね。

合理的だけれど、ビールやお祭り、ものづくりになると徹底的にきちんとやらないと気が済まない。
底なしのビール愛も含めて、オクトーバーフェストは、ドイツ人の国民性が色濃く出ているイベントなのかもしれません。